リフォーム通信 社長BLOG

2018.12.12更新

某ハウスメーカーのリフォーム会社がここ半年ぐらいに各地域であまりにも酷い話を一般消費者にしていたり実際に施工しているので投稿させていただきました。

大人な方なら皆様ご存知の大手ハウスメーカーのリフォーム会社。

私がお客様から直接聞いた話なのでたくさんある話の中で3つほど実例をご紹介します。

<事例1>
・都内某所でパネル工法で建築されている既存木造住宅<築25年、2階建て>。お施主様の希望は0.75坪の1階浴室を1坪にしたいとのご相談。
 隣接する洗面所との壁を壊せば、可能なのですが・・・
 既存建物はパネル工法、この境界壁も耐震構造上意味があるのに簡単に撤去して1坪を入れてしまうとのこと。<最近、この手の話が多いのですが>
 お施主様にパネル工法をわかりやすく説明させていただきましたら、ご主人様が以前ゼネコン勤務だった為にすんなり納得いただきました。

<事例2>
・三多摩地区の築20年在来木造住宅にお住まいのお施主様からキッチンリフォームのご相談。現地確認調査をさせていただいたところ、その会社からキッチン横の壁を抜いて今よりも1M大きいキッチンを入れましょうと提案説明されたとのこと。
 しかし、その壁には2階までの通し柱があり、撤去してしまうと耐震に問題がでるのは明らか。
 建築図面を見て、現地調査すればプロならすぐにわかるレベルの話。<梁などの補強の話もなかったとのこと>

<事例3>
・弊社で東京都下での在来浴室からユニットバスへの工事中。解体工事が終わり、メーカーのユニットバス設置現調員が解体後の最終現調に来た際に聞いた話。
 その界隈はもともと山を開発した大型分譲地で既存浴室壁は高基礎になっているのですが同じ分譲地内の他現場をその大手リフォーム会社が同じように浴室リフォーム工事をしていて、浴室ドアサイズを標準のままで注文した為に収まらず、浴室の高基礎を一面すべて壊してしまったとのこと。
 ありえない話ですね、基礎を壊して施工とは・・・。

 こんな話を聞くたびに直下型地震がきたら、どうやって責任取るのか・人命をどう思っているのか・・・、だんだん怒りが湧いてきました。
 ノルマがきついのか知りませんが、経験が少ないスタッフを打ち合わせ調査に来させてこんな危ない提案や施工をこんな大手ハウスメーカーのリフォーム会社がやっているとは・・・

大手だからと安心というのは間違いだと思います、業者頼みにするのではなく、ご自身でよく調べて納得してリフォーム工事を依頼してください。
特に木造住宅で耐震が絡む工事は慎重にしてください。

投稿者: シーダークリエイト株式会社

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