リフォーム通信 社長BLOG

2018.08.30更新

 

<リフォーム産業新聞>より抜粋

クリナップ(東京都荒川区)は9月3日、新キッチン「ステディア」の受注を開始する。強みのステンレスキャビネットに加え、「デザイン性」を強く打ち出した新商品。今年11月に受注を終了する同社の人気キッチン「クリンレディ」に代わるブランドで、業績回復の起爆剤にしたい考え。竹内宏代表取締役社長執行役員は「社運をかけた新商品。クリンレディの2割アップを目指す」と意気込む。

 新キッチンの特徴として打ち出したのがデザイン性だ。今回、ノルディック(写真参照)、ラスティック、フレンチレトロの3種類のデザインを用意した。
 常務執行役員開発本部長の藤原亨氏は、最近特に自身のインテリアの好みに合わせてリフォームする人が増えているとし、「今支持されている3種のデザインを付け加え、部屋のコーディネートの幅が広がるようにした」と話す。また、ホワイト、ベージュなどの5色から選べる人工大理石シンクも用意。価格は基本プランで79万8,000円から。
 新商品投入の狙いは低迷する業績の改善。「新築着工もリフォーム市場も低調」(竹内社長)とし、同社の第1四半期(4~6月)は赤字に転落。現在、構造改革を進めており、「中でも中高級市場の強化を最優先」と竹内社長は強調する。
 同社の主力商品は中級価格帯キッチンの「クリンレディ」。1983年に発売され、累計165万セットも売り上げた人気商品。だが11月に受注を終了しステディアに切り替える。
 人気ブランドを無くすことで業績の悪化につながる可能性もある。竹内社長は「外からも社内からもなぜクリンレディをやめるのかとの声が多く上がった。しかし、クリナップがこれから70 周年を迎えるにあたって、変革と創造が大事。もう一度1から新しいブランドを立ち上げ、新たな歴史を作ることが重要」だと強調する。
 今年2月には既に改革に着手済み。最高級グレードキッチン「セントロ」を発売。これは従来の「S.S.(エスエス)」からの切り替え商品だ。
 近年キッチン競争は激化。LIXILはセラミックトップという高耐久の天板が特徴の「リシェルSI」の販売を強化。新築に強いタカラスタンダードは改修市場に注力。竹内社長は「シェアを取っていかなければならない。そのためには、いかに価値を認めてもらうかが大事だ」と話す。
 8月21日には松たか子さんを起用したテレビCMを開始。10月下旬までは全国のショールームでデビューフェアを行い認知度を高める考えだ。

投稿者: シーダークリエイト株式会社

2018.08.28更新

リフォーム産業新聞からの記事抜粋

「本当に買取再販物件はトラブル多い」検査員が指摘する問題点とは?

買取再販、トラブル多発

 インスペクター、実情語る
 さくら事務所(東京都渋谷区)は、8月1日に同社のFUDO Biz会員の不動産事業者限定で「過熱する買取再販市場、今後の活路」と題した買取再販セミナーを行った。当日は、不動産事業者、買取再販を始めたばかりの会社担当者など20人ほどが参加した。
 「インスペクションの実際と不具合事例」というテーマでは、ホームインスペクターで同社の経営企画室の田村啓氏が紹介した。

 買取再販の物件トラブルで多いのは「仕上がりが悪い、床鳴り・建具の建付け、雨漏り・水漏れ・建物の傾き」の順番だという。「本当に買取再販物件はトラブルが多い。購入した後にクレームが来る。新築ではないという説明や、建物の特徴の説明が不足すると、ますます事態が悪化してしまう」と田村氏。
 その上で、不具合を見極めるタイミングが3回あるという。「仕入れ前後、工事中、施工後にチェックできる。特に構造的な不具合や雨漏り、シロアリには注意が必要です。ここで不具合があればリフォーム費用が1,000万円を超えることもある」。リスクを先に見極めないと、費用がかさむ可能性が高いと話す。
 マンションでは給排水管の種類にも注意すべきだという。「鉄製だと20~30年で交換すべき。樹脂製の給排水管は90年代に入ったが、各社導入時期がバラバラなので注意しないといけない」。
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以上で指摘があるように不動産買取業者再販売物件はリノベーション工事実施済みでも注意が必要だと思います。
このような再販売物件を購入する際は契約前に専門家に見てもらってから購入することをおすすめいたします。




投稿者: シーダークリエイト株式会社

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