リフォーム通信 社長BLOG

2015.02.26更新

表題の質問の回答をYahoo知恵袋より引用させていただきます。

ご参考にしてください・・・


<回答>

建築関係の仕事をしている者です。

工事内容はわかりませんが、業者選びに少し触れさせていただきます。

大手ハウスメーカーに依頼しても、一般の建築会社に依頼しても仕上がりに関しては大差は無いと思います。
内容については少しだけ後で説明します。
目に見えてわかる大きな違いは金額ですが・・・。

耐震に関しては地域の建築会社や、工務店でも設計や施工が出来る会社はいくらでもあります。
各市町村の役場に問い合わせるとリストをくれます。

会社の知名度から業者選びをする人は大手ハウスメーカーに依頼する事が多いようですが施工はほとんど下請け業者が行います。
一部のハウスメーカーは下請業者に「丸投げ」です。

直接施工しない会社に依頼すると、人件費、材料費、経費、すべてに金額が上乗せされます。

某ハウスメーカーは独自の見積もり方法が有り、(坪数や㎡数より算出する方法)
実際の工事内容から細かく見積もりしません。

普通の建築業者は打ち合わせ内容や、希望をまとめ、わかるかぎりの現状調査をし、ある程度の図面を書き、各業者から見積もりを取り、それをまとめて御施主さんに提出します。



注)以下はあくまでも1つの例として書きます。全てがこの通りではありません。

会社名は書けませんが、大手ハウスメーカーは(元請け)
棟梁と呼ばれる責任者(普通の大工さん)に一括して仕事を渡します。(下請け)
その棟梁がそれぞれの業者を連れてきます(孫請け)
そこで止まれば良いですが、たまに孫請け業者が
「ひ孫請け」という関係になる業者を連れて来る事もあります。

工事予算としては、元請けは自分の会社の取り分を先に取り下請けに渡します。
(例:予算1500万から2~3割、またはそれ以上。経費、管理費以外にも有ります・・・。)
下請けはそこから自分の取り分を引いた金額を割り振り孫請けに渡します。
この時点で孫請けとなる業者にはギリギリか、それ以下の予算になってしまいます。
ひ孫請けになったら悲惨なものです。

各業者が赤字にしたくない為に取る行動は、
1.材料の質を下げる。
2.人件費をかけない為に走った仕事をする。
3.安く使える人間を連れてくる
等、工事自体の質が下がってしまいます。

結果、仕上がりに差は無くても、内容に大きな差が出ます。

そんな工事では無駄になってしまいます。
無駄なお金を使うくらいなら、リフォーム後に買い替える家財道具や家電品にまわした方がお金を無駄にしません。

これはリフォームだけでは無く、新築でも同じような事が有ります。
「大手ハウスメーカーだから安心」とは一概には言えません。



それでもブランド志向の人は、大手ハウスメーカーに工事依頼する傾向があるようです。

私は修行時代に、家はその地域の大工が一番良く知っていると教えられました。
熱い地域、湿気が多い地域、雪が多い地域、それぞれの地域で仕事をしてきた職人さん達のノウハウは素晴らしい物が有ります。

他の会社からの見積もりは取られたのでしょうか?
もし、取っていないのでしたら何社か見積もりを取って比較される事をお勧めします。
その家を建てた大工さんか建築屋さんからも見積依頼した方が良いと思います。


長々と書きましたが、説明が下手ですみません。
少しでも参考になればと思い書きました。
大金を使って大切な財産を工事する事になりますので、後悔しないように十分納得してから契約して下さい。
良い改修工事になるといいですね。

投稿者: シーダークリエイト株式会社

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